パンズ・ラビリンス
原題: El laberinto del fauno
2006 · 1時間59分 · 欧州 · ★ 7.8 (11,410件)
- ファンタジー
- ドラマ
- 戦争
「ブレイド2」「ヘルボーイ」のギレルモ・デル・トロ監督が「デビルズ・バックボーン」に続いて再びスペイン内戦を背景に描く哀切のダーク・ファンタジー。再婚した母に連れられ、山中でレジスタンス掃討の指揮をとる冷酷な義父のもとへとやって来た空想好きの少女は、やがて残酷な現実世界から逃避し森の中の不思議な迷宮へと迷い込んでいくが…。イマジネーションあふれるヴィジュアルと深いテーマ性が高く評価され、いわゆるジャンル映画でありながら数々の映画賞を席巻する活躍で大きな注目を集めた話題作。 1944年のスペイン。内戦終結後もフランコ政権の圧政に反発する人々がゲリラ闘争を繰り広げる山間部。内戦で父を亡くした少女オフェリアは、臨月の母カルメンと共にこの山奥へとやって来る。この地でゲリラの鎮圧にあたるビダル将軍と母が再婚したのだった。冷酷で残忍な義父に恐怖と憎しみを募らせるオフェリア。その夜、彼女は昆虫の姿をした不思議な妖精に導かれ、謎めいた迷宮へと足を踏み入れる。そこでオフェリアを出迎えたパン<牧神>は、彼女が地底の魔法の国のプリンセスの生まれ変わりで、満月の夜までに3つの試練を乗り越えれば、魔法の国に帰ることが出来ると告げる。オフェリアはその言葉を信じて、与えられた3つの試練に立ち向かう決意を固めるのだったが…。
3 行で分かる
スポイラーなし。物語の入口、観賞体験、観終わったあと。
- 1 スペイン内戦末期、少女オフェリアが、廃墟の迷宮で半人半獣のファウヌスと出会う。
- 2 ファンタジーと戦時下の残酷さが二層に重なる、ギレルモ・デル・トロのダーク・ファンタジー。
- 3 観終わったあと、オフェリアの想像の世界と、戦時下の残酷さが二重に頭に焼き付く。
6軸スコア
この映画を観た観客の感情体験を6方向で分解。
なぜこのスコアか 余韻:ペイルマン(目玉を手のひらに持つ怪物)、パンの牧神、ヴィダル大尉の冷酷な殴打、迷宮ラストのオフェリアの血。デル・トロのダークファンタジー最高傑作、寓話と現実の二層構造。
- レーダー凡例:
- 泣ける
- 怖い
- 笑える
- 頭を使う
- 没入度
- 余韻
※ prismfilm 独自の 6 軸基準による評価です。観方や受け取り方は人によって異なります。 仕組みを見る →
観終わった感情
この映画を観た後に残る感情の手触り。
観終わったあと、オフェリアの想像の世界と、戦時下の残酷さが二重に頭に焼き付く。
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